以前、勉強しない子には、勉強を習慣化 がキーワード と書きました。
詳細を今回。
楽しいこと、面白いこと、楽なことが周りにいっぱい。
友人と遊ぶ、ゲームをする、マンガを読む、音楽を聴く、TVを観る、単にゴロゴロ ・・・
勉強することが習慣化しない。
「 勉強しなさい! 」 ⇒ 「 3日だけやりなさい 」 「 5日だけやってみなさい 」 「 やれたら、ごほうび! 」
前述の楽しいことを我慢して、しかも3年間・6年間我慢して ・・・ 大人でもいやでしょう。
随分先にあるゴールを細分化して、スモールゴールを設定します。
3日でも5日でも。その子にあわせて。
勉強時間の設定は、遊びの時間を削ることを意味しています。
3日なら4日目に、5日なら6日目に、削った分ごほうびを。
出だしはお母さんから、しばらくすると自分へのごほうびを子どもと考えて決めます。
「 3日(or5日)ならやってみようかな 」
多くの子どもがこう思います。
なぜなら、子どもたちは勉強しなければならない理由も、お母さんの気持ちも十分知っているからです。
ただ、何をどれだけやればいいのかわからないし、ずっと勉強し続けなければならないことへの嫌悪感をもっています。
スモールゴールを設定し(紙に書いておくこと)、一歩一歩進んでいきましょう。
気が付くと随分先まで到達しています。
お母さんの美容室と同じです。
ここまで通えば、1000円引きとか、シャンプーリンスプレゼントとか。
これは、長期間通ってもらうためのスモールゴール設定です。
行動科学理論から生まれた手法です。
どうぞ試してみてください。