高等教育における アクティブラーニング については、以前。
今回は、初等・中等教育において。 *要するに、小学校・中学校・高等学校
初等・中等教育では知識の集積が必要です。
守破離の 守です。
ここで間違ったアクティブをしてしまうと、一部の児童・生徒のみが大きく自己を伸ばし、他が沈んでしまいます。
沈んだ子たちを放課後先生が面倒をみたり、塾の先生が面倒をみたり ・・・
あれ?
今と同じ。
初等・中等教育のアクティブは、わかっている子がわからない子を助けるアクティブです。
分かっている子にとっては、時間の無駄?
いいえ、わかっている子は教えることによりさらに自身の理解を深めます。
これは実証されています。
点が線になります。
また、わからない子にとっては、同じ過程を先ほど通ってきたクラスの仲間から教えてもらいうことで、”先生”より質問しやすく理解しやすいものです。
20年以上前、私が勤務していた学校で 「補習部」という部活を始めました。
先生が指導する部活ではなく、それぞれの分野で 「今わかっている生徒」が「今わかっていない生徒」に教える部活です。
全員が伸びました。
しかも大きく。
更に皆の「つながり」が、大きなうねりとなり学年を変えていきました。学校を変えていきました。
つながりは、「伸びよう!」ということへの大きな原動力になります。
勉強がわかって、皆のつながりができて、いいことだらけ。
おかしな問題も起きません。
初等・中等教育においての アクティブラーニング考察。