お笑いアクティブラーニング     ~ 現場知らずのたわごと ~

アクティブラーニングという指導法。

文科省が初めて私学の教育指導法に手を入れて。

私は賛成しているが。

スーパー名門校の校長たちは一様に

「 そんなこととっくにやっている! 」

取手聖徳女子中学高等学校でも、女性キャリア授業(女子教育に関して)で教育課程特例校になった際、行う授業は アクティブラーニング に必然的になったし、そのことが他教科に影響を与えたのは事実である。

狙い通り。

というよりも、そこを目的としていた。

生徒自らの一歩を!

ところが、あちらこちらでアクティブラーニング・アクティブラーニング と言われると、やっていることに不安を感じた。

そこで私を含め、多くの教員が学びに出かけた。

どこに?

「 我こそはアクティブラーニングの大家なり 」と声高に言い切っている人たちのもとへ。

「 このかたどなた? 」という人までが自信満々に言い切っている。

結果 は 大ハズレ!の連続。

理由は、現場を知らない。

様々な対象者がいる現場を知らない。

現場で移り変わる条件を経験していない。

頭の中だけで処理している。

少しのデーターで結論付けているなど

理由は様々。

とうとう、「 実社会で行っているアクティブラーニングを、特別に学校の先生に教えてあげる 」という、わけのわからない人まで出現。

どうぞ、会社でやってください。

反対に、 「 勉強になった 」・「 早速採り入れよう 」という講演や実践もある。

学校や塾といった現場からでてきたもの。

知行合一。

学び続ける現場の強さ。

現場の先生たちは、生徒を向いている。

鵜匠ではなく、師匠。

もう、お笑いは、結構!